ボイストレーニング(1/fゆらぎの歌声へ)

声と歌の基本〜ボイストレーニングのお誘い〜

 

■はじめに

 無理な発声をして、のどを痛める人がふえています。
 このページは「いい歌」「いい声」を実現するための方法としてボイストレーニングの基本中の基本である呼吸法を解説しています。

 「声はいったい何モノ」でしょうか。この世の物は、個体・液体・気体といわれます。では、声は?。気体でもないですね。だけど気体に関係あることは確かですね。空気に乗って伝わるものですね。個体や液体にも伝わります。

 皆さんは「もっと声を出して」と言われたらどうしますか。「大きい声を出そうとする」が殆どの方の反応です。文字の通りに、「声を外へ出す」がしたい事ですが「声は正体がない」から難しさがあります。また気持ちも声の出方に大きく影響します。怖い時には「震え上がって」声が出なくなります。怒った時は自然に大きな声が出ます。心や体がリラックスしている時には無理のないよく響いた大きな声が出ます。このように声は大変デリケートなものですから、気持ちも含めた練習方法が必要です。

 皆さんもボイストレーニングにより『いい歌』『いい声』の実現を目指しましょう。

 

■効果

 ボイストレーニングの効果は歌だけではなく、色々なところに現われてくるものです。普段の生活の中でもプラスになる事が沢山あります。

 例えば、のどへの負担が少ない腹式呼吸で発声ができるようになると、お腹の底から大きな声が出て息も続くようになり、普段の会話も楽に声が出るようになります。また、腹筋や背筋が自然に鍛えられ、体中がポカポカ。血行が良くなり、健康増進にもつながります。そして、コーラスなど何人かが集まってハーモニクスをとると、そこの空間に「1/fのゆらぎ」の波が多く出ますので、歌っている人も、それを聞いている人も安らかな安定した心地のいい気持ちになれるので、ストレス解消にもつながります。

 

■声の基本

 長時間声を出していると喉が痛くなる。喉がかれて思うように声が出なくなってしまう。普段のしゃべり声が相手に伝わらなくてしゃべることが怖い。など声についての悩みをお持ちの方は大勢いらっしゃいます。

 声の基本は、呼吸。呼吸の基本は、横隔膜(おうかくまく)。横隔膜の基本は、上下運動。

 上下運動は横隔膜の動かし方の基本です。この上下運動で腹式呼吸が実現します。腹式呼吸の息に声をのせて発声することで、良い声が実現します。良い声が出るための全てが横隔膜から始まるのです。

 なかなか説明だけでは、頭で考えてしまいがちなので分からないですが、これらを実践しながら一つ一つ感覚で覚えていくことで簡単に良い声が出るようになりますよ。

 普段も出している声ですが、実は、正しく発声するための基本があるのです。今の「無理して出す声」から、「良い声が自然に出る」に変えてみましょう。

 

■ボイストレーニングとその実用性

 ボイストレーニングとは、良い声が自然に出るようにするための訓練です。

 良い声の基本は、腹式呼吸の息に声をのせて発声すること。そして、そのための感覚と筋肉を鍛え作り上げることです。そうすることにより、響きのある、聞きやすい、良く通る声が実現します。喉への負担が軽減できるため長時間にわたり話したり、歌ったりすることが可能となります。

 ボイストレーニングは横隔膜の上下運動で腹式呼吸を実現します。この上下運動により内臓器官の運動が出来ます。身体全体の血行が良くなるので健康促進にもつながり、同時にダイエット効果も期待できます。

 通った声でおもいっきり発声が出来るようになるので、ストレスの発散にはもってこいです!ボイストレーニングは声や喉だけではなく、心身とも、すべてにわたり良い効果が得られるのです。

 

■腹式呼吸

 腹式呼吸はボイストレーニングにとっていちばん重要です。この腹式呼吸のやり方を基本から解説します。

 

 腹式呼吸をするには下腹を持ち上げたり下げたりする動作をします。腹式呼吸で声を出す時には《下腹を持ち上げて横隔膜が上向きになるように緊張》を作ります。息を吸う時には《下腹を弛めて横隔膜の緊張》を弛めます。だから下腹が上下します。

 腹式呼吸は、横隔膜の上下運動による呼吸のことです。息を吐くときに下腹を持ち上げ、息を吸うときに下腹を弛めます。下腹に意識を集中して、「ゆっくり吐く」ことを目標に、腹式呼吸にチャレンジしてみましょう!役者、声優、アナウンサーの発声は、この腹式呼吸による発声です。

 

練習方法

 @まずは、普段どこの筋肉を多く使って声を出しているのかを意識します。普通話すときにはそんなことは考えていないので、どこの筋肉を使って声を出しているのか分からないので、それを意識することから始めます。

 A最初に息を吸う時の感覚を少しだけ理解して下さい。意識をおへその下あたりへ。意識をしている部分の力を抜きながら、鼻から息を吸います。無理に息を吸おうとせずに、自然な感じで。

 B意識をおへその下あたりへ。意識をしている部分をへこませながらゆっくりと口から息を吐きます。息を吐くときに「スー」という口の形を意識して息を吐くとゆっくりと息が吐けます。(ポンプの要領で、下腹をへこませながら内臓と一緒に横隔膜を持ち上げる感覚で、肺にある空気が自然に押し出される感じです)

 C息を吐ききったら、おへその下あたりの意識をしている部分の力を抜きます。すると、今度は息を吸おうとしなくても自然に息が吸えます。(下腹の緊張を弛めるので、内臓と一緒に横隔膜が下がって、自然に空気が肺に入ってくるのです。水中の空気を抜いたチューブに自然に水が入ってきた時の感じです)

 D上のB〜Cを繰り返します。何回も連続してやると息が苦しくなり、無理に吸って胸式呼吸になる事がありますので、連続3回位までにして無理をしないように練習しましょう。

 後は、この腹式呼吸の息にどう、声を載せて発声するかです。これには正しい感覚が必要になってきますので、実際にトレーナーに付いて指導を受ける事をお勧め致します。

 

 

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