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センス&ボイスのブログ(NO.247)


2015/07/27 発声と共鳴のメカニズム(肺からの呼気)

 

発声と共鳴のメカニズムについて、少し難しくなりますが理論的に説明してみましょう。

肺からの呼気は、背筋および胸・腹・腰などの筋肉の働きにより肺門より気管に押し出されます。この呼気を "呼気流" と言っています。

呼気流は呼気量と相まって "声の強さ" を決定します。その呼気は、気管より声帯に達し、つぎに両声門を通過します。その場合声唇が振動して音を発するわけですが、それと同時にあらゆる器官の共鳴作用により共鳴を伴い声音を構成します。

その共鳴作用とは、

1.声帯より発した声音は、喉頭室により共鳴を受ける
2.喉頭腔を通過する
3.上部喉頭腔に達する
4.さらに咽頭腔(※)を通り、次の3つの方法で外界にでる

A.口腔だけを通る場合
B.鼻腔だけを通る場合
C.口腔と鼻腔の両方を通る場合

※咽頭腔の共鳴は、さらに次のように分かれます。

イ.鼻腔を通って頭部共鳴に変える
ロ.口腔を通ってさらにそこでいろいろな音色ならびに強弱に変えられ、次に胴体に共鳴させられる

まず、Aの口腔だけを通る場合における付属管腔の状態は、大きく口をあけて見ると分かるように、上顎の奥には上方からごく軟らかい粘膜が張っていて、その中央に大豆ぐらいの大きさの口蓋垂(こうがいすい)があります。口蓋垂は口蓋帆(こうがいはん)の先端にあり、軟口蓋(なんこうがい)後半の上下に動く部分を裏面まで含めて口蓋帆と呼んでいます。

口蓋帆は上下に動かすことができ、上げると口蓋帆と咽頭壁の間が閉鎖され、呼気は鼻腔へ入ることはできず、口腔へのみ流れます。つまりこの口蓋帆と口蓋垂とが同時に咽頭の上部に密着したとき、鼻腔と口腔とは遮断され、そこで呼気は口腔だけを通過することになります。

Bの鼻腔だけを通る場合には、唇を閉じれば当然呼気は鼻腔よりでるわけであるが、そのほかにも次のような場合もあります。

"舌の上面の前部を、上歯の真後ろに密着させる"
"口蓋帆と舌の後半部とを密着させる"

Cの口腔と鼻腔の両方を同時に通る場合の呼気は、口蓋帆を舌および咽頭のいずれにもつけないで、口を開いたまま行います。

つづく・・・

 

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