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言葉と声の出口

初心者のボイストレーニング


≪初心者の基礎指導として指導したい事項≫

呼吸法 腹筋を持ち上げる筋力、歌の姿勢、腰の背筋の緊張力をつけたい。
「S―音より下腹の持ち上げが先」「S―音の息を口から出さない」「細くて高くて澄んだ音がよい」

発声法 鼻腔へ声を通して抜ける。「Ha」音が適当
「ハミングが正しくできる。Maの後の−が小さければ小さい方が鼻腔へ通る」

表現法 アクセントを感じて歌える。
単語分けして歌える。単語の「語頭はしっかり、語尾は強調しない」

初心者のボイストレーニングでは、主にこの3つの基本を指導していきます。腹筋を持ち上げる腹筋・背筋の養成を主目的にします。

 

 発声練習パターンの中でも呼吸・発声の指導を。パターンの最後音を離さない。
 ※「発声のもとは呼吸にあることを重視する」「第3音がフラットにならないで」…平均律との関係もあります。

 

以上の指導の中で細分化すれば次のポイントを指導することになります。
ただし段階指導ですから、各ポイントの入口の部分を指導することになります。
そして系統的には最終目的と同じ線上にあるべきです。細分化したポイントを次に列挙します。

 

1.呼吸アクション・腹筋・背筋の強さと器用さが増す。特に腰の背筋の緊張の感覚が自覚できるようにする。

2.上行音や強い音へ移る時はその前で筋力の支えがしっかりしている。

3.腹筋の緊張は上向き一方通行、戻りはない。段が付く。音が上がる・強い音・ロングトーンでは段がつく。

4.呼吸のポイント 支えは「初めは前、終わりは後ろ、結果が良ければ上へ行く」「音が下がってもオナカは下ろさない。」
  ※下ろさないは上げる。⇒ ○か×か? ⇒キープ

5.選曲は「好きな曲・カラオケがある・楽譜がある」の条件で選びます。
  以後は呼吸・声域・リズムなどを考慮して、色々な条件の中で選ぶことを原則とします。

6.歌い出しで喉声やブツケにならないようにチェックと指導をします。
  呼吸のスタートより声が先になると喉声やブツケになります。

7.アゴを出したり上向くと腹筋は弛む。アゴを引くと腹筋の緊張ができる。⇒下向きとは違う。

8.発声については鼻腔通しまでが初心者段階です。

9.単語分けの語頭強調はあまりこだわりすぎず、単語分けが必要であることを指導します。

10.語尾強調の現代語は指摘する程度にしておきます。

11.声が小さい場合には鼻腔通しを基本にして一定期間の「声出し期間」をとります。

12.アクセントの指導は認識程度にします。アクセントは語頭と音楽的のアクセントがあります。

13.ロングトーンは支えを安定させることを主目的にします。
  ※一般的にはロングトーンに入ると支えを弛めたり、強くしてしまうことがあります。

14.不必要な緊張はさせない。すべて「微妙」に。「やった気がする」はやりすぎです。
  呼吸・発声を始め、同じ内容でも時期・段階によって、より深めて指導します。

 

以上のように、初心者のボイストレーニングの指導ではいろいろな刺激で腹筋・背筋・その他付随の筋肉、即ち「使って疲れる筋肉は必要な筋肉」と認識するようにします。
「疲れる筋肉をよりはっきり」することと「疲れる筋肉をもっと疲れさせればトレーニングになる」を理解していきます。
 ※ここで述べている「疲れる筋肉をもっと疲れさせれば」は身体の疲れ(疲労)とは異なります。あくまでもトレーニングによる筋肉の疲れのことで疲労という意味ではありません。

 


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